2017年10月12日
報道関係者各位
プレスリリース
スケーラブルシステムズ、最新のインテルXeonスケーラブル・プロセッサー、インテルCore X
シリーズ・プロセッサー・ファミリー、インテルXeon Wプロセッサー・ファミリーを搭載したサーバおよびワークステーション製品を国内提供開始
独自のハードウェアデザイン、ファームウェアのカスタマイズおよびチューニングによって、アプリケーションに理想的な比類ないパフォーマンスと低レイテンシーを実現した新世代プラットフォームを提供
スケーラブルシステムズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:戸室 隆彦、以下 スケーラブルシステムズ)は本日、最新のインテル(R)
Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー、インテル(R) Core(TM) Xシリーズ・プロセッサー・ファミリー、インテル(R) Xeon(R)
Wプロセッサー・ファミリーを搭載し、アプリケーションの実行に際して、比類ない処理能力を提供する、新世代のORION HF(High
Frequency)、ORION RS(Rack Server)、ORION SS(Scalable
Server)サーバ製品、ならびにKRONOSワークステーション製品の国内販売を開始することを発表しました。
ORION HFサーバとKRONOSワークステーションでは、インテル(R) Core(TM)
Xシリーズ・プロセッサー・ファミリーを安定動作上限までのオーバークロックで動作可能とし、メモリ、I/Oに対しても独自の強化を図っています。独自のハードウェアデザイン、ファームウェアのカスタマイズおよびチューニングによって、一般的なサーバ製品やワークステーション製品に対し性能面で圧倒的な優位性を実現しています。
ORION RSは、2個のインテル(R)
Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーGold及びPlatinumプロセッサーの搭載が可能なノードを、1Uあるいは2Uの筺体にそれぞれ1ノードまたは4ノード搭載可能です。標準のラックマウントサーバとして提供され、冷却効率と電源効率を最大限に最適化することで、デュアルプロセッサー搭載サーバとして最大の性能と運用効率を発揮できるように設計されたこのサーバは、HPC、データセンターおよびコスト効率に優れたアプリケーションに最適な選択となります。さらに、ホットスワップ可能なNVMe、Intel
Optane 3D Xpointメモリテクノロジー、低レイテンシー、高バンド幅ネットワークなどのインテルの最新技術も利用可能です。
ORION SSは、ORION
RSをベースにプロセッサコアとメモリを拡張したサーバシステムです。システムはセットアップを完了した状態で提供されるため、導入後直ぐに利用することが可能です。インテル(R)
Xeon(R)スケーラブル・プロセッサーGold及びPlatinum プロセッサーを搭載するORION
SSは、通常のサーバが提供できるソケット数とメモリ空間の限界を大幅に拡張した、スケーラブルなサーバシステムです。
KRONOSワークステーションでは、用途に合わせて最新のインテル(R) Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー、インテル(R) Core(TM)
Xシリーズ・プロセッサー・ファミリー、インテル(R) Xeon(R)
Wプロセッサー・ファミリーの選択が可能です。究極のパフォーマンスの追及に伴うシステムの発熱対策と冷却に関して、独自の高性能冷却システムを採用し筺体ファンなどを最適に制御することで、優れた静音性・安定性を実現しています。厳選したパーツでシステムを構成し、システム制御を最適化することで、最高性能を発揮しながら静音を極めたシステムの提案を目指し、オフィス環境での計算ニーズに対応します。ハイエンドワークステーションに求められる長時間(昼夜数日の連続計算)のフル稼働をオフィス環境でも安定して実行でき、CPU負荷の大きなシミュレーションにも対応可能です。
コンピューティングにおいても、設計・デザイン分野を筆頭にモデルなどのデータの大規模化が進み、その処理に要する時間の短縮が大きな課題となっています。ORIONサーバとKRONOSワークステーションは、このような課題に対する「究極の解」を提供します。通常インテル製プロセッサーは、工場の定格設定で稼働している状態でのみ検証、保証されています。設計以上の速度でプロセッサーを動作(オーバークロック)させた場合、プロセッサーだけでなくマザーボード等その他のシステム・コンポーネントで動作が不安定になる場合があります。オーバークロックに対応した高信頼性冷却システムを標準装備していることに加え、ビジネス用途での安定動作を前提としたORIONサーバとKRONOSワークステーションは、システム全体の徹底的な検証が実施されています。さらに、「3年間の製品保証」も付属しているほか、ビジネスで広く利用されているMicrosoft
WindowsおよびLinuxがサポートされています。スケーラブルシステムズでは、金融サービス業界や製造業界をはじめとする高度な計算処理能力が要求される幅広い分野のお客様に、ORIONサーバおよびKRONOSワークステーションのこのような優れた性能をご活用いただけるよう、積極的なご提案を行なってまいります。
◇ KRONOSの主な特長(オーバークロック対応モデル)
-
全てのコア動作時にオーバークロックで動作保証
-
最大128GBの高性能メモリ
-
4コアから18コア対応モデルをご用意
-
NVIDIA(R) Quadro(TM)グラフィックスカード搭載
-
ビジネス用途向け高信頼性冷却システム
-
超静音設計
-
Microsoft(R) Windows(R) Server 2016, Microsoft(R) Windows(R) Server 2012
R2, RHEL 7.3(x64); 6.9(x64), SuSE(R) Linux Enterprise Server 12.2(x64),
11.4(x64), Ubuntu 16.04.2 LTS(x64), VMware ESXI 6.5
◇ ORION HFの主な特長
-
全てのコア動作時にオーバークロックで動作保証
-
最大128GBの高性能メモリ
-
1Uあるいは2Uの筺体にそれぞれ1ノードまたは2ノードを搭載可能
-
4コアから18コア対応モデルをご用意
-
ビジネス用途向け高信頼性冷却システム
-
Microsoft(R) Windows(R) Server 2016, Microsoft(R) Windows(R) Server 2012
R2, RHEL 7.3(x64); 6.9(x64), SuSE(R) Linux Enterprise Server 12.2(x64),
11.4(x64), Ubuntu 16.04.2 LTS(x64), VMware ESXI 6.5
◇ ORION RSの主な特長
・ 2個のインテル(R)Xeon(R)スケーラブル・プロセッサー Gold 及び Platinum プロセッサーの搭載(最大 205W
TDPプロセッサー搭載可能)
-
最大1.5TBの高性能メモリ
-
1Uあるいは2Uの筺体にそれぞれ1ノードまたは4ノードを搭載可能
-
豊富な周辺機器オプションと最新テクノロジー製品のサポート
-
Microsoft(R) Windows(R) Server 2016, Microsoft(R) Windows(R) Server 2012
R2, RHEL 7.3(x64); 6.9(x64), SuSE(R) Linux Enterprise Server 12.2(x64),
11.4(x64), Ubuntu 16.04.2 LTS(x64), VMware ESXI 6.5
◇ ORION SSの主な特長
-
ORION RSにバックプレーン(InfiniBand 又はOmni-Path)と仮想化ソフトウェアをバンドル
-
ベース構成(8ソケット、4TBメモリ)から最大64ソケット、32TBまで拡張可能
-
シングルシステム(シングルOS、共有メモリ、ファイル共有)
-
スレッドアプリケーション、マルチジョブ、分散アプリケーションをスケーラブルに処理可能
-
Linux/ Windows(VM on VM)
◇ 関連情報
【ORIONシリーズ製品情報】
https://www.sstc.co.jp/products/hp2c_orion.html
【KRONOS シリーズ製品情報】
https://www.sstc.co.jp/products/hp2c_kronos.html
■ スケーラブルシステムズについて
https://www.sstc.co.jp
スケーラブルシステムズは、より高い性能と使いやすさを兼ね備えた製品をお求めやすい価格で提供する製品販売を目指しています。製品・ソリューションとして最新の
サーバプラットフォームやスケーラブルNAS、仮想化ソフトウェアなどの製品ソリューションをご提案しています。
【スケーラブルシステムズ プレスルーム】
https://www.sstc.co.jp/pressroom/
■ お問い合わせ先
スケーラブルシステムズ株式会社
〒102-0083 東京都千代田区麹町 3-5-2 BUREX麹町
電話:0120-090715
WEBからのお問い合わせ:
https://www.sstc.co.jp/contact
|