ACTIVESTOR FLASH ハードウエア
ActiveStor Flash - HDD/SSD/NVMe 構成・容量オプション
構成オプション |
データ U.2 NVMe SSD |
メタデータ用NVMe SSD |
ノードあたりのドライブ数 |
6台 |
1台 |
ドライブ容量 |
3.84TB、7.68TB |
3.84TB |
ノードあたりの容量 |
23TB - 46B |
4TB |
4Uシェルフあたりの容量 |
184TB - 368B |
23TB |
ASF-100 エンクロージャ
ASF-100 エンクロージャは、4U サイズで 19 インチラックマウント型の 8ノードシャーシで構成されています。エンクロージャには、8 つの ASF-100 ストレージノードが搭載されたフルサイズのもの(図 1 参照)と、4 つの ASF-100 ストレージノードを搭載するハーフサイズのものの 2 種類があります。ハーフサイズのエンクロージャを追加する場合は、まずフルサイズのASF-100 エンクロージャを導入しておく必要があることをご留意ください。各エンクロージャには、Titanium 認定の 96% のエネルギー効率を実現する電源が 4 台搭載されています。
ASF-100 ノード
ASF-100 ストレージノードは、PanFS パラレルファイルシステムが稼働するサーバノードです。このノードは、フォームファクター、ドライブへのアクセス性能、そして包括的な品質と信頼性が理由で選択されています。ASF-100 ストレージノードは、CPU、DRAM 容量、NVMe ソリッドステート自己暗号化ドライブ(SED)、ネットワーク帯域幅の能力を最大限に発揮するように構成と検証がなされています。
ACTIVESTOR FLASH 製品の特徴
ActiveStor Director - 拡張性の高いメタデータ・サービス
Panasas ActiveStor アーキテクチャは、データとメタデータを個別に拡張し、幅広い用途に対応できる適応性と柔軟性を備えた専用アーキテクチャです。 ActiveStor Director は、システムの「コントロール・プレーン」として機能し、ユーザー・データを保存する代わりにメタデータ・サービスを管理します。ファイル・レベルおよびオブジェクト・レベルのメタデータの整合性、クライアント・キャッシュの一貫性、クライアント I/O の中断からのリカバリ性、ストレージ・ノードの割り当て操作、ファイルへの安全なマルチユーザー・アクセスなどの分散ファイル・システム操作を制御します。 さらに、 ActiveStor Director は、ネームスペースの管理、システムの稼働状態、障害復旧アクション、ゲートウェイ機能など、ストレージ・システム全体のさまざまな側面を制御します。
また、使用可能なすべてのストレージ・ノードにわたってデータ・オブジェクトが仮想化されるため、拡張性が向上して 1 つ のグローバル・ネームスペースとしてシステムを表示できます。
ActiveStor Director ノードは、メタデータの処理性能の向上を図るために個別に拡張することが可能です。
ダイナミックデータアクセラレーションと混合ワークロード
PanFS のダイナミックデータアクセラレーション(DDA)テクノロジーにより、I/O パターンに合ったオールホットシステムですべてのストレージノードメディアの効率がシームレスに最大化され、階層型ハイパフォーマンスストレージシステムの複雑さが解消されます。DDA は、チューニングや人手の介在を必要とせず、変化するファイルサイズや複合ワークロードに対して自動的に適応します。優れた性能とコストを両立させるため、ASF-100 オールフラッシュストレージノードではファイルを格納するために PanFS が使用するコンポーネントオブジェクトのストレージとして、NVMe SSD の使用が最適化されています。
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DRAM は、直近で読み書きされたデータやメタデータ用の極めて低レイテンシのキャッシュとして使用されています。
NVDIMM は最もレイテンシの低いストレージで、ユーザデータやメタデータのトランザクションログの保存に使用されます。
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M.2 NVMe SSD は低レイテンシのアクセスを提供し、メタデータのデータベース用ストレージとして使用されます。
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U.2 NVMe SSD は、低コストの高帯域幅データストレージを提供し、すべてのコンポーネントオブジェクトのストレージとして使用されます。
Panasas ActiveStor 管理 Web GUI
Panasas ActiveStor Ultraは、統合される ActiveStorエンクロージャの数にかかわらず、1つのGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)または CLI(コマンド・ライン・インタフェース)から一体運用・管理が可能です。
最大規模の Panasas 導入環境でも、すべてのデータは1つのネームスペース内に格納され、1つの管理 GUIとCLIを使用して、非常に高い信頼性と可用性を実現するためのシステムのリアルタイムでの情報の取得が可能です。より多くのActiveStor エンクロージャを迅速に追加することができます。 追加された各ユニットは、より多くの容量とパフォーマンスを即座に提供します。
優れた柔軟性
Panasas アーキテクチャは、データとメタデータを個別に拡張でき、幅広い用途に対応できる適応性と柔軟性を備えています。
Panasas ActiveStor ソリューションは、動的に変化するワークロードや増大する要求に自動的に対応します。スケール・アウトの性質により、ワークロードが分散され、ホット・スポットの影響が軽減されるだけでなく、単に容量とパフォーマンスが増加します。
ActiveStor 製品ファミリは、現在および将来の特定のワークフローのニーズを満たすために、各ノードに柔軟な構成オプションを提供します。このソリューションでは、1つのネームスペース内に複数世代の ActiveStor製品を混在させることが
できます