Page 4 - 高速化システム製品解説
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比類ないサービス性

                   ORION CX410R-G6計算サーバーはリモート管理が可能で、サービス性がさらに向上しています。既
                   存インフラとの互換性を確保した導入が可能で、容易なメンテナンスとイメージングを実現します。

                   サービス提供コストを低減しワークステーションのダウンタイムを削減すると同時に、今後登場する
                   新世代テクノロジーへの柔軟で容易な対応が可能で、優れたRAS機能を継続的に提供します。

                   搭載可能なプロセッサー

                   下記のシングル Intel® Xeon® W-3400 プロセッサーが搭載可能です。
                     ・Intel® Xeon® W9-3495X - 56コア – すべてのコアが最大 4.0 GHz* でアクセラレート

                     ・Intel® Xeon® W9-3475X - 36コア – すべてのコアが最大 4.2 GHz* でアクセラレート
                   * 最大クロック速度は、アプリケーションとワークロードに依存する場合があります


           ORION HF / HFサーバ

           並列化と最適化の融合
           多くの現代のシミュレーションアプリケーションは、「並列化」を前

           提に開発され、複数の計算機システムを連携させて、処理性能を最大
           化します。しかし、すべてのアプリケーションが並列処理に適してい

           るわけではありません。ORION HFは、これらの特定のニーズに対応するために設計されました。

                   単体性能の強化

                   ORION HFは、安定動作上限までオーバークロックされたプロセッサ、強化されたメモリ、および最
                   適化されたIOを採用しています。これにより、並列化が困難なシミュレーションアプリケーションで

                   も、顕著なパフォーマンス向上を実現しています。

                   クラスタシステムでの威力
                   もちろん、ORION HFの単体性能の高さは、クラスタシステムにおいてもその価値を発揮します。高

                   速インターコネクト技術、例えばInfiniBandや10GbEをサポートしており、これによって、複数の
                   ORION HFサーバを効率的に連携させ、シミュレーションの処理時間を大幅に短縮することが可能で

                   す。

                   用途最適化の柔軟性
                   これらの特性により、ORION HFは並列処理が困難なアプリケーションから、高度に並列化されたク

                   ラスタシステムまで、幅広い用途で最適なパフォーマンスを提供します。用途に応じて最適化された
                   高速ラック搭載サーバとして、ORION HFはあらゆるシミュレーションニーズに応えます。




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