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コンピュータプラットフォームでの並列処理の新たな展開と挑戦
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並列処理による性能向上の実現に向けて
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このようなマルチスレッドの並列処理をより効果的に実行出来る“マルチコア技術”によって、マルチコア化されたプロセッサがより広範囲に採用され、今後の ITインフラの“コア”にもなることが予想されます。各プロセッサには、2つ以上のプロセッサの実行コアが実装されます。
これらのマルチコア・プロセッサでのワークロードに対するスケーラブルな処理を可能とすることが課題であり、これらの課題を克服することで、計算機はよりコンパクトに、そして、より省電力での稼動が可能となります。TCOの削減というITインフラに対して、最も求められる要求の一つを実現し、同時により高い性能要求に対する
対応も可能とします。
マルチコア技術に対する対応は、各社とも積極的に行っています。例えば、インテルは、“インテル®
ソフトウエアネットワーク”を設立し、ソフトウエア開発者に包括的な支援を提供しています。
マルチスレッドアプリケーションの開発には、多くの試行錯誤とプログラムの実行と検証、デバッグといった作業が必要になります。またプログラムについては、その実行性能の向上を図るためのソースコードの書き換えなどの作業を、プログラムの開発中も開発後も行う必要があります。このような作業を効率良く、また短時間で行うには、優れた開発環境と支援が必要であり、言い換えれば、マルチコアの有効活用では、コンパイラや開発ツールを活用して、マルチスレッドアプリケーション開発を効率化する必要があります。これらを活用して、最新のプロセッサやプラットフォームに対応したソフトウエアを開発することで、今後のマルチコアプラットフォームの能力をユーザが手にすることが出来ます。そして、その性能は間違いなく従来のクロックスピードの向上によって得られる性能向上を大きく上回るものになります。
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