Page 6 - インテル、ワークステーション向けXeon W-3400およびW-2400プロセッサーを発売:最大56コア、112本のPCIe 5.0レーン搭載
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Smart L3 Cache を搭載し、8 チャネルの DDR5-4800 ECC RDIMM メモリを公式にサポートし、最大
容量は 4TB です。
w9-3495X はベースとなったサーバー製品と同様に、TDP が 350W とかなり高い数値を示していま
す。またインテルの Turbo Boost および Turbo Boost Max 3.0 テクノロジーを有効にした場合、特に
56 個のアンロックコアでの全負荷時のピーク消費電力はより高くなる可能性があります。56 個の
Golden Cove コアのベース周波数は 1.9GHz ですが、最大 4.6GHz のターボ周波数を持ち、Turbo
Boost Max 3.0(インテルが力を注ぐコアテクノロジー)により、一握りのコアはさらに 4.8GHz まで
ブースト可能です。
Xeon W-3400 ファミリーの他の SKU は、w9-3475X(36C/72T)や w5-3425(12C/24T)のよう
に 36 コアから 12 コアまでの製品に及びます。最終的にすべての Xeon W-3400 は同じ数の DDR5 メ
モリチャネルと PCIe レーンを提供し、CPU コア数、最大メモリクロック速度、L3 キャッシュ、そし
て価格が SKU ごとに異なります。
一方、前述の通り Xeon W-3400 の 4 つの SKU(w9-3495X、w9-3475X、w7-3465X、w5-
3435X)はすべて「アンロック」プロセッサーです。アンロック対応のプロセッサーは、CPU のマルチ
プライヤーのクロックスピードを変更する最も基本的な機能に加えて、AVX と AMX のオフセットを調
整することができ、SIMD 負荷が高い場合にプロセッサーがそれほど低下しないようにすることができ