Page 12 - SSTC - HP2C製品リーフレット
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PanFS:パフォーマンスのイノベーション
              I/Oパターンとストレージデバイスの性能をマッチング



























               図3:デバイスの性能を最適化するインテリジェントなデータ配置


               PanFSは、データ損失の程度に関して大きな不確実性                        アクティブとパッシブ両方のキャパシティ
               を残す他のアーキテクチャとは対照的に、特定のイベ                          バランシングは、管理者を煩わすことなく
               ントの影響を明確に提示できる点でユニークです。
                                                                 シームレスかつ継続的に実行されます。


               ホットスポットの回避                                      スケーラブルなパフォーマンスにおいては、すべてのファ
               コンポーネントオブジェクトをストレージノードへラ                        イルをストレージノードのプールに比較的均等に分散させ
               ンダムに割り当てると、ホットファイルの負荷がそれ                        ることが極めて重要であるため、PanFSはパッシブキャパ
               らのノードに分散されます。大半のPanFSインストール                     シティバランシングおよびアクティブキャパシティバラン
               では、ストレージノードの数はファイルの一般的なス                        シングの両方の機能を備えています。新しいファイルが作
               トライプ幅よりもはるかに大きいため、各ホットファ                        成されると、パッシブキャパシティバランシングでは新し
               イルが他のホットファイルと数個のストレージノード                        いコンポーネントオブジェクトをストレージノードに割り
               を共有する可能性が非常に高くなります。これにより、                       当てる際に、使用率が比較的低いストレージノードに対し
               1つのストレージノードの負荷が過剰となって全体のパ                       てわずかに多めのコンポーネントオブジェクトを配置する
               フォーマンスに影響を与える可能性が大幅に減少しま                        ことで若干のバイアスをかけています。時間の経過ととも
               す。その結果、計算サーバが要求するワークロードや、                       に、ストレージノードは均等化された状態に維持される傾
               時間の経過とともに変化するワークロードを問わず、                        向があります。
               PanFSではチューニングや手作業を介在することなく安
               定したシステムパフォーマンスが得られます。






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